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漢方はダイエットの強い味方!痩せながら代謝アップも夢じゃない!

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食べる量を減らしたり、運動をしたりとダイエットをしてもなかなか痩せないという人も多いでしょう。なかにはリバウンドを繰り返しているという人もいますよね。
そんな中、健康的に痩せる方法として漢方をダイエットに取り入れることが注目されています。漢方によって、血の巡りが良くなり代謝をあげ、脂肪のつきにくい身体を作るというもの。ここでは、漢方を使ったダイエットの方法やおすすめの漢方などをわかりやすくまとめました。

漢方ってどんな効果があるの?


漢方は古代中国を起源とし、室町時代以降日本国内でも急速に独自発展してきました。腹診等の診断方法は、中医学や韓医方とも異なり日本独特の臨床医学として広がっているといえます。

漢方には「気:気力や元気など人間活動の源となるもの」「血:臓器に栄養を与える血液」「水:体に潤いを与える血液以外の体液」という考え方があります。この3つの要素のバランスが整うことで健康体を維持できるというもの。このバランスが崩れ不調を引き起こした身体を漢方薬を使って回復させていくのです。そのため、漢方にはさまざまな不調に対応する漢方薬があります。そのなかには、ダイエットに欠かせない代謝を上げるものや、身体の冷えを防ぐものも。

漢方の考えで肥満は、「気・血・水」のバランスが崩れ太りやすい体質になってしまった状態。その体質を根本から変えるための効果が期待できるとされているのです。うまく利用することで、リバウンドのないダイエットが可能になるといえるでしょう。

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漢方ダイエットの正しいやり方

多くの場合、市販の漢方薬は顆粒や錠剤として販売されています。どの種類を飲むのかは、医師や薬剤師に相談し判断することが大事です。体質によって最適な漢方には違いがあるので、自己判断しないほうが良いでしょう。

一般的に漢方薬は生薬からエキスを抽出したもので、食間に飲むと良いとされています。吸収をよくするため、食事をして2時間後など空腹時に飲むのが良いでしょう。しかし、胃が弱っているときなど刺激を抑えるため食後に飲むというケースもあります。飲み方は、水で一気に飲んだり、顆粒タイプのものを湯に溶かして飲んだりという方法があります。どちらでもよいとされていますが、より効果的なのは体に吸収されやすい湯で溶かして飲む方法。しかし、体調によっては水で飲んだほうが良い場合もあるので、医師や薬剤師に自分の体調を相談し、決めるようにしましょう。

どんな漢方がダイエットにおすすめ?


ダイエットに良いとされる漢方にはいくつかありますが、実は痩せる目的だけに処方するということはありません。あくまでもその人の症状や体質改善を目的に処方され、その薬がその人に合った結果、痩せてくることが多いとお考えください。
ここではダイエットに向いていると思われる漢方3種類について紹介します。

① 便秘解消!防風通聖散(ボウフウツウショウサン)

防風通聖散は、体内の余分な水分を排出してくれるため、老廃物がたまりがちな人へのデトックス効果が期待できます。また、血行改善にも良いとされ発汗を促す作用とあわせて、代謝を上げることにつながるでしょう。代謝が上がれば、脂肪燃焼効果があがり脂肪の付きにくい体へと変化していきます。さらに、胃腸機能の活性化も期待できる漢方薬です。

② 水分代謝を調節!防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)

防已黄耆湯は、身体についた余分な水分を緩やかに排出し、なおかつお腹の調子も整えてくれることで、健康的なダイエットを期待できる漢方です。水分代謝がうまくいかないことで、下半身がむくみやすい、汗をかきやすい、関節が傷んで水がたまりやすいなどの症状の改善に使われます。

③ 冷えとむくみに!当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

当帰芍薬散は、生理痛、生理不順、不妊症にも処方される、代表的な女性向け漢方の一つ。血の巡り(血流不全)と水分代謝を改善させることで、冷えとむくみをとり、ダイエットをしやすい身体にしてくれるでしょう

体質や症状に合った漢方を選ぶのがダイエット成功への近道!

上記のようにさまざまな効果が期待できるダイエット向きな漢方ですが、実は自分の体質や症状と合っていなければ十分な効果を得ることができません。そのため、得られる効果だけに着目し漢方を選ぶのではなく、どのような体質や症状に合うのか理解しておきましょう。

自分の身体のことでも十分に理解するのは難しい面もあるので、体質に合う漢方選びは、医師や薬剤師に相談して決めるとより安心です。上記おすすめ3種類の漢方がどのような体質の人に合うのか、例として紹介します。

① 防風通聖散(ボウフウツウショウサン)

ずばり、食べ過ぎて、その食べた物で身体の代謝を悪くしている人の処方です。デトックス効果や便秘解消効果があることからむくみがちな人、便秘がちの人に合うとされています。基本元気で活発、よく食べよく飲む人が多い印象です。その中でも効きが良いとされるのが、男性に多いお腹の目立つ、いわゆる中年太りの人です。老廃物や脂肪がたまりやすい、「アブラギッシュ」な人に良いでしょう。

② 防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)

典型的には、ぽちゃっとしたおばちゃん太りの人に合うと言われています。色白、肌がきめ細かく、ぽちゃぽちゃ柔らかい人で、脚はむくみ、関節痛があったりします。暑がりで夏は汗をかきやすく、「少食なのに、太りやすい」「水を飲んでも太る」と言う方が多いです。

③ 当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

筋肉が少なめの若い女性で、冷えて足がむくむタイプに良いとされます。一見太って見られない方、食事制限をしてもなかなか体重が落ちないどころか、帰って足がむくんで体重が増えることもある方、婦人科系の不調(生理不順や月経困難症など)がある方には、特にオススメです。エステで水を飲むように勧められたけど、かえって体調が悪くなる方など、一度試されても良いでしょう。
(当帰芍薬散は婦人科疾患で使われる漢方の一つですが、その他にも何種類かあるので、その人の体質によっては違うお薬を勧められることもあります)

正しく知って正しく飲もう!漢方ダイエット

肥満や太りやすい体質など、根本的な問題解消につながるとされる漢方は、一度体重減少すればリバウンドのリスクも少ないといえます。
いくつかの漢方のなかから、自分の体質や症状に合うものを選んでダイエットに取り入れてみると良いでしょう。より効果を得るために、漢方を選ぶ際は、医師や薬剤師に相談して決めるのがおすすめです。薬ではないとはいえ身体に入れるものなので、タイミングや飲み方など正しい方法で行いたいですね。

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この記事の監修

冨澤 英明
整形外科専門医
東京蒲田病院整形外科
出身大学:大阪医科大学卒業 過去の所属先:宝塚第一病院 所属学会:整形外科専門医
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