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【医師監修】ダイエットに舞茸が効果的?

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ダイエット中は食事の制限をする方が多くいますが、なかなか続かない・・・とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実は、無理なく続けられるダイエット法として、ある食材に注目が集まっています。

その食材は、舞茸。
舞茸を食べるだけで痩せられる「舞茸ダイエット」が話題になっています。
今回は、今注目の食材である舞茸をテーマに、そのすごいダイエット効果や方法など、舞茸の魅力についてご紹介していきます。

なぜ舞茸で痩せるのか。どんな効果があるのか。カロリーは?

なぜ舞茸を食べると痩せることができるのでしょうか。
その秘密は、舞茸に含まれる栄養成分にあります。

ダイエットに効果的な栄養成分3つをご紹介します。

1. 脂肪を分解する、MXフラクション

舞茸独自に含まれるMXフラクションには、腸のぜん動運動を活発にする働きがあり、余分な脂肪の吸収を抑える効果が期待できます。
さらに、体内に蓄積していた脂肪を分解する働きもあるので、ダイエット効果が期待できます。

2. 脂肪の吸収を抑える、食物繊維

舞茸には食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には腸の働きを活発にして便秘を解消したり、腸内の有害物質を取り込んで体外に排出してくれたり、コレステロールや脂肪の吸収を抑える働きがあるため、ダイエットには欠かせない栄養成分です。
また、舞茸は独特の歯ごたえがあるので、自然と噛む回数が増えて満腹感が得られ、早食いや過食を防止することができます。

3. エネルギー代謝を促す、ビタミンB群

舞茸にはエネルギー代謝を促すビタミンB群が豊富に含まれています。
中でも注目したいのが、ビタミンB₁とビタミンB₂。

ビタミンB₁は、ご飯やパンなどに含まれる炭水化物(糖質)をエネルギーに変換されるのをサポートし、脂肪として体内に蓄えることを防いでくれる効果が期待できます。

そしてビタミンB₂に至っては、その含有量はきのこ類でトップクラス!
ビタミンB₂は、炭水化物(糖質)・脂質・たんぱく質の3大栄養素が分解されて、エネルギーに代わる時の補酵素として働き、特に脂質の代謝に深くかかわっています。
また、たんぱく質の合成をサポートし、皮膚や毛髪の新生を促すほか、体内の有害な過酸化脂質を分解し、蓄積を防ぐ効果も期待できます。

また、気になる舞茸に含まれるカロリーは、いったいどのくらいなのでしょうか。

実は、舞茸100gに含まれるカロリーは、なんと15kcal!
ダイエットに最適な、とても低カロリーの食材なのです。
きのこ類の平均カロリーは約18Kcal程度なので、舞茸はきのこ類の中でもカロリーはやや少なめ。
そして、舞茸は糖質量も少なく、舞茸100gに含まれる糖質量は0.9gとかなり少なめです。
これならダイエット中でも安心して食べられますよね。

いつ、どのくらい食べたらいいのか。舞茸ダイエットのやり方とは?

ダイエット効果が期待できる、舞茸。
では、舞茸ダイエットとは具体的にどんなものなのでしょうか。

気になるそのダイエット法は、普段の食事に舞茸を加えて食べるというものです。
1食を舞茸のみを食べるといった「置き換えダイエット」ではなく、あくまで毎日の食事に舞茸をプラスするだけなので、1日3食、好きなタイミングで行えます。

舞茸を食べる量は1日で30~50g程度が目安
この量は一般的に売られている1パックの半量程度なので、それほど多くなく、普段の食事に取り入れやすいですよね。
舞茸は食べすぎると人によってはお腹の調子を悪くする場合があるため、目安量を守ることがとても大切ですよ。

効果的な食べ方

舞茸の調理法については、特に決まりはなく、ソテーやホイル焼き、炊き込みご飯など、その日の気分でお好みの料理で召し上がっていただいて大丈夫です。

しかし、ダイエットに有効な成分であるMXフラクションは、130℃以上の熱を加えると分解されてしまうため、天ぷらなどの高温での調理や長時間の加熱を避けるといいでしょう。
舞茸の大きさ・厚さにもよりますが、1~2分程度の加熱で十分食べことができると言われています。
歯ごたえを残したい場合は、サッと加熱する程度にすると栄養素を壊すことなく美味しく召し上がれますよ。

また、MXフラクションは水溶性のため、舞茸を水洗いしてしまうと大切な成分が流れ出てしまいます。
舞茸を調理する際は、水洗いせずに、きつく絞ったペーパーなどで表面の汚れを落とす程度にしましょう。
ソテーや蒸し料理など水分が出る調理の場合は、煮汁ごと召し上がれるといいですね。

毎日食べるとなると、どうしても飽きてしまいがち。
でも舞茸は、炒め物や煮物、鍋、炊き込みご飯、汁物など、和・洋・中さまざまな料理になじみやすい食材。
無理のないダイエット法として、舞茸ダイエットは続けやすいのではないでしょうか。

一緒に食べるといい食材、食べ合わせ

舞茸は、どんな食材とも相性抜群ですが、緑黄色野菜と組み合わせることで抗酸化作用が高まり、アンチエイジング効果が期待できます。
痩せる上に、キレイになれるなんて!嬉しいことづくしですよね。

さらに舞茸には、β-カロテン(ビタミンA)やビタミンC、ビタミンEがほとんど含まれていないので、これらの栄養素を含む食材を選んで組み合わせると、足りない栄養素を補うことができ、おすすめですよ。
さまざまな食材を組み合わせて、是非自己流にアレンジしてみてくださいね。

おすすめの食材一覧
◎β-カロテン(ビタミンA)が多い食材・・・にんじん、かぼちゃ、ブロッコリーなど
◎ビタミンCが多い食材・・・トマト、ピーマン、ケール、小松菜、パセリなど
◎ビタミンEが多い食材・・・かぼちゃ、ニラ、ほうれん草、春菊など

魅力がいっぱいの舞茸。
美味しく食べて健康的に痩せたい方は、舞茸ダイエットをぜひ試してみてくださいね。

この記事の監修

工藤 孝文
日本内科学会、日本糖尿病学会、日本東洋医学会、日本高血圧学会、日本甲状腺学会、小児慢性疾病指医
福岡県みやま市出身。福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学、帰国後、大学病院で糖尿病、肥満症などの生活習慣病を専門に修業、現在は、自身のクリニック工藤内科で診療を行う。2017年よりスマホ診療を導入し全国規模でダイエット治療・漢方治療を行っている。

テレビ番組の出演・医療監修、書籍、雑誌やヘルスケア情報サイトの監修など、メディア活動多数。

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