健康経営の導入事例第一生命保険株式会社 様

継続のカギは"管理"しないこと。第一生命『健康第一』アプリ企画開発者が語る、行動変容の促し方

導入サービス

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企画担当者の写真

「生命保険会社として、お客さまに健康の大切さをもっと身近に感じていただきたい」

第一生命保険株式会社では、健康づくりをサポートする伴走型の健康支援サービス『健康第一』アプリを開発、契約者とその家族に向けて提供しています。
クラウド上のさまざまなコンテンツをひとつのスマートフォンアプリから利用できる画期的なサービスは2017年3月にスタート、10月にはコンテンツを拡充してより多くのサービスを利用できるようになりました。

『健康第一』アプリは、第一生命の"健やかに生きる、幸せになる" をコンセプトとする健康第一プロモートの一環として提供が開始されました。
このアプリには、お客さまに寄り添いながら健康増進をサポートしたいという第一生命の思いが込められています。

企画開発者である由水孝治さん(生涯設計教育部 営業企画部兼務 次長)に、開発経緯やコンテンツ拡充のポイントについて、お話をうかがいました。

目指したのは、"管理型"ではなく"伴走型"

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「健康で長生きをすること。それが本人だけではなく家族の幸せにつながっている。
当社はそう考えています」

第一生命は、お客さまの健康をサポートするためには、日常生活のなかで常に寄り添っていくことが大事だと考え、常に手元にあるスマートフォンのアプリで、"伴走型"の健康支援サービスを実現することになりました。


開発当初、健康アドバイスをしていくにあたり、健康データをただ管理するだけのアプリでは、お客さまに寄り沿えないと考えた由水さん。

「ヘルスケアのサービスやアプリにはすでにいろいろなものがあります。
今さら、生命保険会社が新たにアプリを提供して日々のデータを細かく入力してくださいと言っても、誰も使ってくれません。
また、がっちりとデータだけ管理しても、人は行動変容しません。
楽に使えて、適度に寄り添ったアドバイスがもらえ、健康を意識できるようなものがいい。
それこそが"伴走型"です

どうせアプリをつくるなら、"いいとこ取り"したい

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健康づくりのためのアプリを作ることになり、様々な企業から提案を受けたという由水さん。

「どうせ作るなら、色々なアプリからいいとこ取りをしたい」

幅広いお客さまとつながりのある第一生命では、お客さまの健康ニーズや課題も幅広いと考え、最初から複数の健康サービスをまとめて提供することを考えていました。
健康サービスを提供する様々な会社と話し合い、お客さまニーズにあうサービスを1つ1つ厳選。
1つのアプリの中から、自分の好みのサービスが選べるようにしました。

「クラウド上にひとつのエコシステムを作り、さまざまなサービスの良いところを組み合わせて使えるようにしました。
それが『健康第一』というアプリの特徴です」

健康の本質である"リズムを整える"「リボーンマジック

2017年10月のコンテンツ拡充時には、カロリーをチェックできたり、健康レシピが見られる食に関する機能、健康コラムが読める知識に関する機能など、24社のコンテンツを追加。

そのうちの1つが、ドコモ・ヘルスケアが提供する、"カラダのリズム"を整える機能です。

時間栄養学に基づき、食事・活動・睡眠の正しいサイクルを整えるドコモ・ヘルスケアの「リボーンマジック」をカスタマイズ。
『Myリズム』と名前を変えて、提供されました。



コンテンツの拡充にあたっては、「健康日本21(第二次)」で生活習慣改善のポイントとして掲げられている「栄養・食生活」、「身体活動・運動」等を意識されたとのことです。

「まじめにヘルスケアのことを考えると、生活リズムの大切さに行き着きます。
生活習慣は、結局はリズムなんです。
たとえば『健康第一』アプリに『Myリズム』がなかったら、歩数計があって健康コラムが読めて、あとは食事の内容に関するアプリがある、というだけ。
それぞれのつながりがなくなってしまいます。
生活のリズムを整えるというのは、健康の本質をとらえているんです。そういうサービスって、他に実はあまりないんですよ。
そういった点で、ドコモ・ヘルスケアが提供する「リボーンマジック」の考え方は、私たちのビジョンと一致している部分があると思いました」

病気の方にも対応できる『二次予防』コース

さらに、『Myリズム』では、コンディションアップ、BMI、血圧、血糖、脂質、肝機能の6つのカテゴリーの中で、お客さまが選んだ課題に合わせた目標の達成をサポートするコースを提供しています。

「もともとは、健康な人やちょっとメタボが気になる人を想定したコースを用意していました。
あるとき社内の打ち合わせの中で、第一生命のご契約者様には、もっと多くの課題を抱えて、悩んでいる方々がいることに気づきました。
そこで、BMI、血圧、血糖など、幅広い課題に対応したコースを用意しました。
生活習慣病を悪化させないことが狙いです」

2018年3月のコンテンツ拡充時には、さらに糖尿病予防のためのレシピも追加し、手厚くサポート。
今後はさらにヘルスケアに関するサービス連携も視野に入れられているとのことです。

アプリを作っただけでは、認知されない。

アプリの"本当の意味での利用者"の増加にも、継続して取り組んでいる由水さん。

現在の主なユーザーは、20代~60代の幅広い年齢層。
健康に対する意識が高い方や、第一生命保険に加入していらっしゃる方がユーザーとしては多いそうです。

「この『健康第一』アプリに携わってわかったことは、ただ作っただけでは認知されないし、使って頂けなければ私たちのお客さまの健康づくりをサポートしたいという想いが届かないということです」

ダウンロードやユーザー登録、アクティブユーザーやそれぞれのサービスの利用状況などについては常に把握しながら、次の展開を模索。

生涯設計デザイナーの皆さまの意見や、ヘルプデスクに入るお客さまの声を聞いたりして、利用者を増やすためのヒントにされているそうです。

『健康第一』アプリを、さらに良いものに

最後に、今後の『健康第一』アプリの展開について、伺いました。

「私としては"生活習慣=リズム"も重要な要素であり、継続してリズムを整えていただくことは、とても大切なことだと考えています。
より継続していただくためには、まだまだ改善の余地があると考えています」


「今後も、それぞれの機能・サービスのパートナーの皆さまとともに、より良いサービスにしていきたい」と、由水さんは力強く語って下さいました。

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