健康経営

2018/11/30

【解説つき】 健康経営の始め方には2パターンがあった

健康経営の重要性は理解しているが、「具体的に何から始めればよいか?」、「どんな施策が効果的なのだろうか」と頭を悩ましてしまうという企業のご担当の方が多いのではないでしょうか。この記事では、企業で健康経営の取り組みを担当する方々が「最初の1歩」を踏み出すためのヒントを提供します。

健康経営のことは、知っている。
その機運が社会的に高まっていることも、その重要性も、取組み意義も、理解している。
しかし、「具体的に何から始めればよいか?」、「どんな施策が効果的なのだろうか」と頭を悩ましてしまうという企業のご担当の方が非常に多いのではないでしょうか。

この記事では、そのような企業で健康経営の取り組みを担当する方々が「最初の1歩」を踏み出すためのヒントをご提供いたします。

「最初の1歩」が難しい健康経営

近頃「健康経営」という言葉をよく耳にするようになってきた。
そんな経営者や企業のご担当者様も多いことでしょう。

「健康経営」とは、文字通り経営的視点から社員や従業員の健康を守ることを指し、その取り組みは組織全体のパフォーマンスを向上させることに繋がります。

経済産業省によって26年度には「健康経営銘柄」、28年度には「健康経営優良法人認定制度」などといったものも作られるようになり、健康経営はもはや組織ブランディングの役割すらも果たすようになってきました。

ますます健康経営が注目されています。
まずは、その健康経営を進めるにあたって大切な5つのポイントをご紹介します。

① 経営トップまたは役員が責任者になり、理念・方針を明示する
健康経営を何のためにやるのか。
健康経営のゴールはどこにあるのか。
健康経営の社会的意義は何なのか。
健康経営の理念や方針を明示することで、取り組みの内容をわかりやすくします。

② 目的でなく、手段であることを理解する
健康経営は、その取り組み自体の成功が目的ではありません。
社員の健康管理をすることで、組織全体のパフォーマンスと生産効率を上げることが目的です。

目的と混同されがちな手段は、次のような例です。
「○月○日までに社員の血糖値をさげる」
「社員食堂に、栄養バランスを考えたメニューを出す」
「社員の健康意識を高めるためにセミナーを開催する」

③ 自社の健康課題はどこなのかを明確にする
自社における課題は何なのか。
睡眠なのか、食事なのか、運動なのか、生活リズムなのか。
自社の課題をはっきりさせると、ベンチマークするべき部分が見えてきます。
そして、より効果的な結果を生み出すことに繋がります。

④ 専門家に参加してもらう
いざ健康経営の取り組みを始めようとしても、不安や分からない事はたくさん残されているものです。
さらに、「健康」という身体を扱うものである以上、医学や栄養学などの知識も必要です。
確実に成果を挙げていくためにも、専門家の力を借りることも大変重要です。

⑤ ステップを踏み、腰を据えて中長期的に取り組む
健康経営は中長期戦です。
たとえどんなに効果的な取り組みができても、すぐに結果が出るわけではありません。ゴールへ向けての明確なステップと戦略を組んで、一つ一つ着実にこなしていく事が大切です。

さて、ここまで健康経営を進めるにあたって大切なことを5つ紹介してきました。
ここまではご存知の方も多いかもしれません。
しかし、結局はその理論を「理解する」ということは容易にできても、いざ「始める」となるとどうしても難しいものです。

「生活習慣の改善」「特定保健指導」「睡眠管理」「運動習慣改善」や「シフト勤務対策」など、健康経営を取り巻くキーワードは世の中に数多く存在しています。
そして、それらの施策の成功事例も、確かに世の中には溢れています。

しかし、目を向けなくてはいけないのは「自社」なのです。
溢れている情報の中で、「自社」はどれをチョイスするべきなのか、何をするかをどう決めていくべきかのノウハウはあまり開示されておらず、最初の1歩が非常に踏み出しにくいと感じている企業がほとんどなのではないでしょうか
ここからはそんな方々へ向けて、健康経営スタート時の具体的なハウツーをご紹介します。

最初の1歩の踏み出し方は2パターン

健康経営に初めて取り組むにあたって、その始め方は大きく分けると2種類あります。

「課題抽出型」アプローチ

一つ目は、自社の課題の分析から戦略を練る順序だった正攻法です。
いきなり解決策に向かって手をつけるのでなく、まずは自社の課題を抽出することに注力する「課題抽出型」のアプローチです。
そして自社の課題を見える化した上で、その解決策としての取組み方を選択していく方法です。
準備に少し時間がかかりそうですが、課題に確実にアプローチできるため、効果を実感しやすいといえるでしょう。

「1点突破型」アプローチ

二つ目は、「1点突破型」です。 この方法は、健康に関して明らかに顕在化している課題に焦点を当て、まずはそれを「やってみる」ことから始めるというものです
まずは始めてみる。 そして、その振り返りをもとに次の取組みへと繋げていくという手法です。
課題が分散していて、何から取り掛かればいいのかに悩みを抱えている企業様には、「1点突破型」は比較的取り組みやすい方法といえるでしょう。
実はウォーキングイベントを採用する企業様が多いのも、この「1点突破型」が多いからなのです

意外と「始めやすい」健康経営

「課題抽出型」にしろ、「1点突破型」にしろ、わかりやすい取り組みから始めるのが「始めやすい」ことは間違いありません。
とりわけ、「まずはやってみる」の「1点突破型」では、わかりやすいに越したことはありません。

例えば、 ・運動習慣を改善するためにウォーキングイベントを継続して実施する。
・健康意識を向上するために健康に関する記事をメール配信したりイントラネットに掲載する。
・禁煙・食事・睡眠などの生活習慣を改善するためにセミナーを催す。

など、目的と内容がわかりやすいものは比較的始めやすいです。

そして、「まずやってみる」ことで初めの一歩を踏み出します。
それをきちんと「振り返る」。
これセットにすると、健康経営への取り組みが循環します。


まずやってみる、そして振り返る。
これを繰り返すことで、健康経営は軌道に乗っていくでしょう。
ただ、その施策で何をどのレベルにすることを目指すかは始めに設定しておくのが大切です。

さて、健康経営の踏み出し方やその具体例についてご紹介してきましたが、「それでもまだイメージが掴みにくい。」「もっと具体的な例が知りたい」という方に、さらに役に立つ情報をいくつかご紹介いたします。

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社内ウォーキングイベント

例えば、社内ウォーキングイベントなどは好例として挙げることができます。 社内ウォーキングイベントは運動習慣の改善だけでなく、企業内でのコミュニケーションの活性化にも繋がるため、最初の取組みとして採用される企業が多いです。 専用の管理画面で簡単にチームごとの歩数や順位の確認が可能なため、運用される方の手間がかからずすぐに始められる点も導入しやすいポイントです。 ドコモでもウォーキングイベントをサポートさせていただいております。 詳細資料は、こちらから無料でダウンロードいただけます。

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まとめ

健康経営に注目する動きが広まりつつあります。
しかし、その重要性や社会的意義を重々承知する一方で、いざ始めるとなると、何から始めていいのかを悩んでしまう企業様が多いことも確かです。

しかし、今回ここでご紹介した通り、健康経営を始めるためのハードルは決して高くはありません。
多くの方々が想像しているよりも、健康経営は「始めやすい」のです。

まずは始めてみましょう。わかりやすいものから「まず始めてみる」ということが大切なのです。

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編集部

ヘルスケア通信の編集部

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