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DEVELOPER INTERVIEW開発者インタビュー

ドコモとオムロンならではの洗練されたデバイス!健康不安を解消するムーヴバンド3とは?

ムーヴバンド3開発者と広報担当者の写真

ドコモ・ヘルスケア株式会社より販売されているウェアラブル活動量計「ムーヴバンド3」。

ドコモ・ヘルスケア株式会社より販売されているウェアラブル活動量計「ムーヴバンド3」。手首につけるだけで、歩数や消費カロリー、睡眠状態などがわかる本製品。様々な企業がウェアラブルデバイスの市場に参入する中で、シンプルなデザインと機能、オムロン ヘルスケアの計測技術を採用し、多くのファンを獲得している。3世代目になった「ムーヴバンド3」の機能や、メインコンセプトについて、当時の製品開発に携わったNTTドコモ プロダクト部 新山洋平(当時はドコモ・ヘルスケア サービス企画部に在籍)と、ドコモ・ヘルスケア 経営戦略部広報担当 菅谷由紀恵が語る。

健康に対するちょっとした不安を安心感に変えるムーヴバンド3

「ムーヴバンド3」は、手首につけるだけで歩数・消費カロリー・睡眠状態や時間等を計測できるウェアラブル活動量計です。計測されたデータはスマートフォンアプリ「WM(わたしムーヴ)」に自動転送。記録・入力の手間なく、日々の運動量や睡眠時間等を管理することができます。

本製品は、「ムーヴバンド1」「ムーヴバンド2」と着実に進化を遂げています。前モデルの「ムーヴバンド2」との大きな違いは、新たに搭載された小型の液晶。アプリを開かなくても基本的な情報は端末で確認できますし、時計としての利用も可能です。機能面では早歩きやジョギングの時間・歩数も自動で感知・測定できるようになりました。設定した目標の歩数時間を超えると通知を行うことができるため、達成感を持って日々の運動に取り組んでいただけるかと思います。他には、睡眠モードへの自動切り替えや、食事をとったタイミングをワンタッチで登録できる簡易食事記録など。より気軽に健康を記録・意識頂けます。

ムーヴバンド3着用時の写真

ムーヴバンド3を一番おすすめしたい層としては、30代以上の健康に対してちょっとした不安を抱えている男女です。痩せたいけど運動する時間はないとか、生活リズムが乱れて不健康なので改善したいと考えている方にマッチする製品です。「歩く」という行為は普段から意識されている方は少ないかと思いますが、健康に対して直接的な効果を発揮します。本格的なトレーニングというより、日常の中で歩数や歩くスピードを意識することで、以前よりも歩数や早歩きが増えて痩せやすくなる等のメリットがあると考えています。
また、毎日の睡眠状態を知ることで、睡眠の質を改善する意識が高まります。日常生活の中で、ちょっとずつ体を改善していただきたいというところから、このムーヴバンド3は企画・開発されました。」

こだわったのは「誰もが使いやすいシンプルなデザイン

今回のムーヴバンド3はデザインにもとことんこだわりました。従来の活動量計はスポーティなデザインや、フェイス(画面部分)が大きいなど、身に着けるシーンを選ぶものが多かったと思います。ムーヴバンド3は、より多くの人が自然に身につけられるデザインにこだわりました。ムーヴバンド3のコンセプトは「日常に溶け込む」。つまり、日常生活の中で自然に体や健康について意識してもらいたいと考えています。そのため、休日のカジュアルな私服だけでなく、平日のスーツなどのフォーマルなシーンなど、色々なファッションに合わせやすいデザインにこだわりました。

色は、「シルバー」「ブラック」「シャンパンゴールド」の3色です。派手すぎず、スポーツに寄りすぎない、日常生活の中で着用できる色味となっています。また、「デバイス」というより普通の時計・アクセサリーの感覚で使って頂きたいです。
開発の際に気をつけていたのが「どうしたら簡単に使えるか」という点。単純でわかりやすい操作感を実現するため徹底的に議論を重ねました。例えば、ユーザーが一番利用する機能は「歩数」や「消費カロリー」の表示。そういった機能を最もアクセスしやすい階層に持ってくるようにしました。アプリとの連携も難しい操作なく行えるようになっています。
大切なのは「誰もが使いやすいデザイン設計」です。実は、ベルトの部分は市販の腕時計のベルトとも取り替えられるようになっています。また、ファッションブランドの「ラコステ」とコラボレーションした「ムーヴバンド3 with LACOSTE」も発売しています。開発当時、ラコステ社の「LIFE IS A BEAUTIFUL SPORT」というコンセプトと我々の製品コンセプトとに合致する部分が大きく、コラボに至りました。デザインについては、徹底的にラコステ社と我々のチームで話し合い、社内の各部署を回って色々な人に意見をもらいました。その結果、幅広い年代の方に使っていただけるデザインとなったと思います。

ムーヴバンド3着用時の写真

ムーヴバンド3では、無理なく24時間使っていただける様に、バンド部分は「かぶれづらく、軽いシリコン素材」を利用しています。眠っているときにも違和感なく使えるように工夫しました。自分の睡眠の質を計測できるので、例えば、アルコールを飲んだときの自分の睡眠状態はどうなっているのか?などもわかります。飲酒後は、すぐに入眠することができても約3時間で覚醒すると言われています。実際にデータを計測してみて、本当に3時間後くらいに浅い眠りになっていてびっくりしたり、しっかり寝たはずなのに疲れが取れないときは、睡眠が浅い時間が多いことも。人間は、深い眠りについているときは身体の動きが少なくなり、逆に浅いときには寝返り等が多くなるのですが、この特徴を「加速度センサー」という技術と独自のアルゴリズムを掛け合わせることで睡眠の質を測定・分析することを可能にしています。日々の眠りの状態をきめ細かに把握することで、眠りの質を改善するための工夫ができるので、実際に使用してみて睡眠状態が改善したという方もいらっしゃいます。

また、ムーヴバンドには振動によるアラーム機能があり、一般的な目覚まし時計よりも起きやすいという評判も頂いています。眠りが浅いと分析された時点でアラームが起動するようにプログラムされている為、通常の目覚ましよりもスムーズに覚醒することができます。設定時間の何分前からアラームを起動するかも設定できるため、ご自身のライフサイクルに合わせてご利用可能です。

絞った機能がユーザーニーズにベストマッチしている

ムーヴバンド3の機能は至ってシンプルです。
世の中にあるガジェットはとにかく多機能が売り。ヘルスケアの製品に関しても、心拍数が計れ、肌の温度やUVが判定できるなど、充実した機能のものが多く世に出ています。ただ、そういった製品はどうしても操作が複雑になってしまいます。また、端末そのものが大型になってしまい重さや存在感が気になることも。ムーヴバンド3が重要視しているのは、「日常に溶け込む」という観点。「ちょっと体を気にしてみようかな」と思い立ったときに手に取り、毎日身につけていただける製品を目指しました。

自分の生活サイクルを知りたいという方は、まずは一週間利用するのをおすすめします。7日間のデータを測定する事で、健康の管理において改善すべきポイントや習慣化すべきポイントがみえてきます。そのあと、1か月、3か月、半年…と継続していただくことで、ご自身の日々の歩数や睡眠状態の目安が自然とわかるようになってきます。

ムーヴバンド3着用時の写真

測定するだけじゃない!アプリとの連携機能

先ほど触れた連携アプリケーション「WM(わたしムーヴ)」は無料で使えます。まずご自身の生活リズムを把握したいという方や健康管理を始めたいという方にお勧めです。その他にも有料の連携アプリがあり、「からだの時計」は、食・運動・睡眠のタイミングを活用して、体内時計を整えるためのアプリです。ムーヴバンド3のデータを記録できるだけでなく、管理栄養士などの専門家から食事などのアドバイスをもらうことができます。「歩いておトク」は、歩数に応じてdポイントがたまります。ムーヴバンド3を使うとポイントが上乗せされるなど、更にお得に使えます。

ムーヴバンド3、今後のビジョンは

現在、個人だけではなく、法人のお客様でも従業員の健康管理のためにご利用いただけるなど、ムーヴバンド3は個人のお客様以外からも注目を集めています。この流れをもっと大きくし、法人のお客様や医療関係者、自治体などでも使っていただきたいと考えています。繰り返しになりますが、ムーヴバンド3は機能を絞って、シンプルに24時間使えるデバイスを目指しました。初めてウェアラブルデバイスに触れるという方も簡単に、安心して使える点を今後もアピールしていきたいと考えています。